vol.2 賃貸契約書、ここをチェック ~ 部屋を借りたい ここが肝心!
借りたい部屋が見つかったら、次は大家さん(賃貸人)との契約が必要。その際、借りる人(賃借人)は大家さん(賃貸人)と契約書を作ります。でも、契約書って難しそう、一体何をチェックしながら契約すべき? そう思いますよね。
そこで連載第2回目は、賃貸契約書の内容で確認すべきポイントをご紹介します。
1)契約期間、更新について
まず、契約期間を確認しましょう。この期間終了後もさらに続けて住みたい場合は、大家さんと話し合って更新することになります。したがって契約期間の確認だけでなく、終了時に更新ができるのか、その際に更新料が必要なのか、ということも確認してください。ちなみに更新料とは、契約期間の終了後も継続して住む場合に支払う費用のことです。あらかじめ大家さんと話し合って、その旨を契約書にきちんと書いておきましょう。
2)家賃、管理費、敷金など
次にチェックしたいのが、お金のこと。家賃の額や管理費、そして支払時期や支払方法を確認しましょう。振込等で手数料が必要な場合は、誰が負担するのかを明確にしておくと安心です。また、敷金などが返還されるのか、再確認しましょう。
特に敷金の返還は、最重要ポイント。契約の終了時に敷金精算のトラブルが起こらないように、あらかじめ大家さんと相談して契約書に書いておきましょう。例えば、「敷金は賃料の滞納を支払うことに使用する」とか、「原状回復する(借りた当初の状態にして大家さんに返すこと)ことに敷金を使用する」など。
なお、この原状回復の基準は不動産会社や大家さんによって曖昧なため、トラブルが起こりやすいので要注意。特に、壁などの自然劣化がどちらの責任になるか確認しておきましょう。
3)禁止事項、特約について
禁止事項については、注意が必要です。例えば、 契約者以外の人が住む、ペットを飼う、石油ストーブを使う、楽器を使用する、などが禁止されていないか確認しましょう。また、「長期にわたって部屋を空ける場合は大家さんに連絡する」などの特約にも、要注意です。
4)契約の解除について
契約の解除に関する事項は、意外と見落としがち。例えば、「借りる人が家賃を数ヶ月分滞納した場合は直ちに大家さんは契約解除することができる」といった内容があるかも。家賃を滞納していたら大家さんに部屋から突然追い出されてしまった、ということが無いように、くれぐれも注意しましょう。
以上が、賃貸契約書の内容でチェックすべき点です。確かに契約書には法律用語がたくさんあって、慣れない人にとっては分かりづらいかも。でも、分からない点は遠慮せずに不動産屋もしくは大家さんにすぐに確認しましょう。そして、必ず全文をチェックしてください。なお、契約書は借りる人と大家さんが各1通ずつ保管して、必要ならば連帯保証人や不動産屋も各1通ずつ保管してもらいましょう。




